織物のこと

織物のこと · 08日 2月 2019
今回は日本の羽二重についてみなさまに わが社は産地の名称でもある「KAWAMATA」ということで 川俣絹(軽目羽二重)を中心に製造しております。 日本の羽二重業界は 本来の川俣絹を製造できる弊社1社が軽目を 着物業界を中心に胴裏用生地として福井の織り屋が重目を ということで棲み分けがなされております。 問題はここからですが、 8匁~12匁となると中目ということになります。 ~8匁は軽目 8~14匁は中目 14~匁が重目 この中目の上等な羽二重を製造している会社は日本では今では見たことがございません。 経糸の設計から中目は他と比べ用途が難しくなります。 なぜなら軽目から比べ透明感がなく、 重目から比べ透けてしまうという中途半端な生地となり、 織り屋はほとんどこのクラスの生地を製造することを嫌がるためです。 しかしながら、嫌なことをやって用途を見出すことが必要かもしれません。 紺野がやるか、福井がやるか。 羽二重の世界も誰でもいいってことではないんです。